【社会福祉】生活保護受給者が写真の廃棄求める 顔写真付き「確認カード」

11/17(金) 19:13配信
生活保護受給者が写真の廃棄求める 顔写真付き「確認カード」 


 大阪市内の4つの区役所で生活保護受給者に発行されている顔写真付きの「確認カード」。受給者らは17日、「偏見を助長する」などと訴えカードを区役所に返却するとともに、保管されている写真を廃棄するよう求めました。

 生活保護受給者に発行される顔写真と数桁の番号が記載された「確認カード」。2013年度以降、大阪市浪速区福島区東住吉区・港区で試験的に導入されています。確認カードの目的は、区役所の窓口で生活保護費を渡す際に他人によるなりすましを防止したり、作業をスムーズにすることだとといいます。しかし、3年前に浪速区役所でカードを作った男性は一度も提示を求められたことはなく、持っていることへの抵抗感が大きいと話します。

 「これ落とした場合どうするのか。この人、生活保護を受給しとんのやとわかりますわね」(男性受給者)

 男性は17日、ほかの受給者や支援する弁護士らとともに14人分のカードを浪速区役所に返却し、区役所で保管されている顔写真もその場で担当者がシュレッダーにかけました。

 「身分を証明するもの持ってるんですから、それで確認すればいいことで。すっとしましたね」(男性受給者)

 確認カードを作成しているのは、全国でも大阪市だけ。受給者の支援団体はカードの廃止を求めていますが、吉村市長は4区以外の区についても「区の事情に合わせて広げればいい」としています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000071-mbsnewsv-l27