【イラク】IS拠点の最後の町を奪還 イラク軍が発表

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11月18日 1時35分

イラク軍は、過激派組織IS=イスラミックステートが拠点としていた最後の町を奪還したと発表し、隣国シリアとの国境沿いの砂漠地帯を移動しながら抵抗するISの完全な掃討を目指して攻勢をかけることにしています。

過激派組織ISに対して軍事作戦を続けるイラク軍は、17日、シリアとの国境に近い西部の町ラワを奪還したと発表しました。

ラワは、イラク国内でISが拠点としていた最後の町で、イラク軍を支援する有志連合で調整役を担うアメリカのマクガーク大統領特使も、ツイッターで「偽りのイスラム国家の終わりは近い」と書き込み、作戦が順調に進んでいるとして自信を示しました。イラク軍は、今月初めに奪還した国境沿いの町カイムと同様に、ラワについても大きな抵抗を受けることなく奪還に成功し、今後は、ISの完全な掃討を目指して国境沿いの砂漠地帯で攻勢をかけることにしています。

ただISは、シリア側では、最後の拠点だった国境沿いの都市アブカマルを、今月9日にアサド政権の軍によって奪還されましたが、その後、態勢を立て直し一部を奪い返しています。ISは、拠点から撤退することで兵力を保ちつつ、イラクとシリアの国境沿いの砂漠地帯を移動しながら奇襲を繰り返し、抵抗を続けるものと見られます。